伯父の家に行くと、さっそく薬剤情報提供書を見せられました。
8種類のくすりが処方されていました。
「くすり飲むだけでおなかいっぱいになっちゃうんだ。」
見ると、食前、食間、食後薬がありました。
腹腔の中の腫瘍が大きくなってきているので、
一度にたくさん飲んだり食べたりできないそうです。
特に、今週から追加された十全大補湯を
飲むのがたいへんと言っていたので、
1日3回が無理なら2回でもいいかも、などと話しました。
「元々あった肝臓にはもうがんはないし、
今のところ他には転移していないみたいだし、
これさえ取れれば治りそうなのになぁ。」
そう何度も言っていました。
そこに転移していれば、たとえその腫瘍を取ったところで、
おそらく、またいずれ他の部位への転移が見られる、なんて、
わざわざ私が言わなくてもきっとわかっているのかな・・・
「医療者の目」からみたら、緩和的治療で延命中の患者ですが、
「家族の目」でみたら、今でもcureを望んでいます。
きっと、病院に来ている患者さんたちもみんなそうです。
そんな患者さんたちに、私たちはどう接したらいいんでしょうね。
なかなか答えは見つかりません。