2010年3月18日木曜日

レジメン委員会、難航中?!

院内のレジメン委員会を始めてから1年以上が経ちました。
始めるときは、医師各科の部長、看護師の師長さんや主任さんを集めて、うまく仕切れるのだろうか?
うちの病院には必要ない、とか言われないだろうか?と不安でいっぱいでした。
しかしながら、皆さん忙しいなか集まってくれて、建設的な意見がたくさん出る、いい会議ができていると思います。
がん化学療法のレジメン登録が必要なこと
みんなでレジメンをレビューしてよりよいものにすること
登録したレジメンを共有し利用すること
これらはある程度達成できていると思います。そして、今まで現場任せだった外来の化学療法にも、薬剤師が関与するようになりました。
しかしながら、まだまだ達成できていないこともあります。
それは、「最大の効果と最小の副作用で化学療法を行うこと」です。
たとえば、最初から抗がん剤を減量していたり、3週投与1週休みのレジメンを、2週投与1週休みにしていたり。その理由は、白血球減少や吐き気などの副作用ですが、十分な対策を講じているかどうか検証ができていません。また、もっと大きな問題は、これらの変更等々について、患者さんを含めたコンセンサスを得ていないということです。
まずは、院内の化学療法全体を見渡すシステム作りができたので、これからは的確な投与ができているかどうかをしっかり追跡し、コンセンサス作りという答えのあってないような課題に取り組みたいと思います。
院内で組織を作って動かすということはこれが初めてでした。
学んだことは、「あきらめないで少しずつでも前に進めばできないことはない」「思いは自己主張しなければ伝わらない」「正しいことには必ず賛同してくれる人がいる」。
よく言われる当たり前のことばかりですが、体感しました。
現在、委員会のメンバーを減らして組織をスリム化し、より可動性を上げようと試みているのですが、それでも仕事が重なってなかなか委員会が開けないという壁にぶち当たっています。次回の委員会でなんとか打開策を見出したいと考えています。