前の、古い病院のとき、
電子カルテなんて夢のまた夢、
処方箋は手書きで、病棟控や医事計算用に複写式という時代でした。
時はまさしくがんチーム医療の黎明期、化学療法はチームで管理しよう!という流れが来ていました。
当院でも細々とではありますが、地元密着の地方病院として、なんとか標準治療を行っていくために、
がん化学療法のレジメンを登録して、今までは手書きだったオーダーを、複写の注射箋に印刷して医師に届けたい!と思っていました。
そのためには、ドットインパクトのプリンタとフィーダーが必要でした。
管理課の事務室に何度も足を運び、購入してもらえないかどうか、また、他部署で使用しているものがあれば貸してもらえないか、何度目かの相談をしていたとき、担当の事務職員からふと言われました。
「本気なんですね」
いや、自分としては、最初から本気でしたけど?と思いましたが、
でも、よく考えたら、自分の思いを、全く違う分野の方にわかってもらうのって簡単ではないし、逆にそれをわかってくれたんだ!ということを感じて、ありがたく思いました。
その後、他部署で使っているプリンタを快く貸していただき、印刷も管理課でしていただくようになりました。ホントにありがたかったです。
それにも増して、本気を伝えるということの大切さに気付かせてくれた、彼女の一言が、今でも忘れられません。