2015年10月8日木曜日

「レバレッジ・シンキング」本田直之

2007年の本ですが、また久しぶりに手に取ってみました。

「レバレッジ」とは、テコの原理のことで、
本田さんが提唱しているのは、"Doing more with less (DMWL)"、
すなわち、少ない労力で大きな成果を生み出すこと。

そのためには、労力・時間・知識・人脈の4つに自己投資し、
自己資産(パーソナル・キャビタル)を築くこと。
そして何より、ゴールを定め、そこに向かってすべきことを取捨選択すること。

この辺りは、「第8の習慣」の、
「刃を研ぐ」とか、「一番大きな石を一番先に入れる」といった
考えに共通しているな、と思いました。

正直、24時間365日これをやっていたら疲れそうだな、とも思いますが(苦笑)、
生活の中に取り入れる価値は十分にあると今でも思える、
普遍的な概念の本だな、と改めて思いました。
そして何より、図解もわかりやすく、非常にコンパクトで読みやすいので、
ビジネス書初心者にもオススメです。

また折にふれ手に取って、ライフスタイルのチェックに利用したいと思います。