あまり見たことない使い方だな・・・と思って、
添付文書を読み返してみると、
��回10mg1日3回適宜増減、と書いてあります。
うーん、適宜増減だから、だめってほどでもないけど、
こういう使い方ってありなのかなぁ・・・と思って、
メーカーさんに問い合わせてみました。
すると、
「頓用という用法は設定されてないです。
1日3回の臨床試験で、1回10mgと20mgの比較はされていて、
効果および副作用に差はなかったです。」とのこと。
ちなみに、ナウゼリンには坐薬もありますが、その適応は、
消化管手術の術後および抗がん剤使用中に限られています、と。
ふむ、それなら1回1錠でもいいんじゃないのかな?と、
医師に疑義紹介しつつリコメンドしようとしていたら、
薬剤管理指導の担当薬剤師が、
「この人、確かナウゼリン坐薬いっぱい持ってましたよ!
どういう状況か確認して来ましょうか?」と。
お願い〜よろしく〜と確認にいってもらいました。
すると・・・
この患者さんは、がんの再発で、
進行を抑えるための化学療法をしているところで、
自己管理意欲が高く、
実は、以前1日3回服用で出ていたナウゼリン錠を、
自己調節して飲んでいた、とのこと。
で、今回その前の残りがなくなったから、処方が出たのでした。
でも2錠じゃないといけないのかなぁ?と思ったのですが、
「ひどいときは1錠じゃ効かなくて、2錠飲む。
飲めないくらいひどいときは、坐薬を使う。」
と仰っていたそうです。
担当薬剤師に、くれぐれも2錠までにするよう指導してね、
とお願いして、結局そのまま調剤することにしました。
これで、よかったのかな?
まぁ害はないだろう、とは思うのですが、
あまりにも普通の使い方と違う使い方をよしとしてしまうと、
最終的に医師も薬剤師も患者も混乱してしまうと思うので、
その辺の舵取りが難しいです。