2009年12月27日日曜日

薬の副作用やアレルギーを防ごう

患者さんが入院して、初めて伺うときに必ず訊くことがあります。

「いま飲んでいる薬はありますか?」
「ここ3ヶ月くらいに、使った薬はありますか?」
「今までに、薬で具合が悪くなったことはありますか?」

すると、患者さんはいろいろ教えてくれます。
病院で処方された薬は当然ですが、一般薬の風邪薬とか、サプリメントとか、
子供の頃に薬を飲んで吐いたことがあるとか、いろいろです。

ただ、これらの情報って、その薬の名前がわからないと、
ほとんど使いものにならないんですね。
「その薬の名前はわかりますか?」ときいて、どのくらい答えが返ってくるかというと・・・

飲んでいる薬や、最近飲んだ薬で、病院のはほぼわかります。
調剤薬局や病院で、きちんとお薬手帳や情報紙をもらっているので、
それを見せてくれます。

ところが、一般薬は意外とわからないです。
わかったとしても、「○ファリン」とか、「○デス」とか言われても、
それだけでは安心できないんですね。
なぜなら、その名前の後ろには”A”とか、”ハイ”とかいろいろついていて、
それぞれに成分が違うからです。
一般薬でも、お薬手帳に書いたらどうですかね?
それか、貼るラベルを渡して、お薬手帳に貼っておいてもらうよう説明する、とか。
または、あらかじめ箱の中にラベルを入れておいて、
お薬手帳を持っていれば貼るように説明を書いておく、とか!!

副作用歴、アレルギー歴で、薬の名前までわかることはまれですね。
「数年前に風邪引いたときに点滴打って、全身に蕁麻疹が出たけど・・・」という感じです。
でも、そのときに病院から薬の名前のメモをもらっていたりすると、
それを大事に持っていて、見せてくださること多いです。
ご自分の手帳や、お薬手帳の間から出てきます。
よく失くさずに持ってるなぁ、と感心してしまいます。
失くさずに持っていられるように、何か工夫が必要かもしれません。
お薬手帳にも書く欄はありますが、そこを見ている方はいないですねぇ。
また、お薬手帳はいつも持っているとは限らないので(お願いはしていますけど)、
財布の中に入れられるカードのようなものがあるといいのかも。
アメリカにはあるらしいです。
入院中に副作用が出たりすることもありますので、
ちゃんと情報をメンテナンスして差し上げることが必要だなぁ、と思っています。

とか言いつつ、
お薬手帳の記入もさぼっている、よくない病院薬剤師なので、(^^;
(病院ではお薬手帳で点数はいただけないので、情報紙で済ませているのです)
まずは薬剤情報システムからラベルをプリントアウトできるようにして、
必ず貼ってもらうようにすることから始めようと思っています。。。