2009年7月27日月曜日

精神腫瘍医が語るうつ病

7/25(土)、名古屋疼痛緩和フォーラムが開催されました。
当日はtwitterでその模様を少し中継しましたが、
精神腫瘍医の先生の講演がとてもユニークでした!

精神腫瘍学、というのは、腫瘍(がん)が精神にどんな相互作用をするか?を
探る精神医学で、他には精神腎臓学、というのがあるそうです。
この講演のなかで、なんと人形劇を見せていただきました。
精神の病は、しばしばその人自身と混同されがちで、
「ああいうキャラだから」「またパフォーマンスしてるよ」
と取られてしまうことも少なくないです。
でも、あくまで病気は病気なんです。

チーム医療でも、同じような話があります。
よく、様々な医療従事者が輪になって、中心にいる患者さんの力になる、
みたいな図式が用いられますが、もう一つ考え方があって、
医療従事者も、患者さんも、患者さんの家族も、みんなで輪になって、
中心にある「病気」に働きかける。
つまり、全員が対等なチームメンバーで、
そのチームのチームワークが大切ということです。

ムッシュ・デプレの話に戻りますが、
彼が大事な考え方の話について教えてくれました。
「コップに半分だけ水が入っている。
 これを、『ああ、もう半分しか水がない。飲んでしまったらなくなってしまう』
 と思うか、『よし、まだ半分もある。まだまだいける。』と思うかによって、
 本質的には同じ状況でも、まったく異なった状況になる」
みなさんは、どちらのタイプですか?(笑)